インド市場で生き残れるスマホ 「iPhoneではなく小米だ」=中国メディア

 中国メディア・環球網は12日、米アップル社の新しいスマートフォン「iPhone 6」が10月17日に発売されることになったインドの現地業界から「インド市場には急成長する中国のスマートフォンブランド・小米(シャオミ)のほうが適している」との声が出たとする台湾メディア・聯合新聞網の報道を伝えた。  記事は、ニューデリーのある業界関係者が「多くのブランドの携帯電話の発売には、最終的な販売価格の16-20%が販売ルート費用としてかかっている」と説明。  そのうえで、「市場破壊」戦略を掲げ、インターネットでの直接販売を進める小米は「その販売ルート費用を大きく抑えることができる」とし、より低価格で品質の高い携帯電話をリリースできるようになると語ったことを伝えた。  この業界関係者はさらに、発売からわずか数十秒で完売するなど「なかなか手に入らない感」を抱かせる営業手法が「極めて高い広告効果を生む」とも分析した。  一方、高価なiPhoneはインドだけで価格を下げることは考えられないうえ、国内事情により一定期間の「縛り契約による補助」方式も通用しないとし、インド国内におけるニーズはごく限られていると論じた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
中国メディア・環球網は12日、米アップル社の新しいスマートフォン「iPhone 6」が10月17日に発売されることになったインドの現地業界から「インド市場には急成長する中国のスマートフォンブランド・小米(シャオミ)のほうが適している」との声が出たとする台湾メディア・聯合新聞網の報道を伝えた。(イメージ写真提供:123RF)
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2014-09-13 00:00