DOWAは値幅、日柄調整ともほぼ完了、好業績で出番待ち

  DOWAホールディングス <5714> は、12日、2円高の908円と900円台を固める展開だ。   年初来高値は1月10日の1043円で3月につけた安値739円によって値幅調整は完了している。しかも、高値から8ヶ月経過で日柄整理もほぼ最終局面とみていい。   3月安値のあと6月に26週線を奪回、上値は重いものの、26週線の上で値を固めている。   2015年3月期は、前期比5.9%増収、営業利益14.8%増益、1株利益84.4円、配当年15円と見通し。今期営業利益365億円はホールディングスとしては最高の数字と思われる。   PER10.7倍、利回り1.65%には割安感がある。ただ、不足しているのはマーケット人気といえる。金、銀、銅、亜鉛、亜鉛合金、鉛、プラチナなどの精錬が主力ということで資源関連としての色彩が強く、その資源関連銘柄が今ひとつ人気の盛り上がりに欠ける。   それでも、日経平均が高値を更新して来るようなら、好業績に対する見直し評価は高まり、再度、1000円台に乗せるものとみられる。   26週線がサポートして下値を固めている900円台は短期・中期での狙い場とみられる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
DOWAホールディングスは、12日、2円高の908円と900円台を固める展開だ。
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2014-09-13 17:45