中国の富豪ら 手に入れたいのは「健康」!?=中国メディア

中国の民間調査機関・胡潤研究院が11日に発表した調査報告書によれば、中国(香港、マカオ、台湾を除く)で1000万元(1億7400万円)以上の資産を持つ富豪の人数は109万人に達し、12年の調査に比べて4万人増加した。広州日報が12日付で報じた。
記事は、報告書を引用し、1億元(約17億4000万円)以上の資産を持つ富豪の数は12年に比べて2500人増の6万7000人に達したことを紹介。さらに、胡潤研究院が今後3年で1億元以上の資産を持つ中国人富豪の数は7万3000人に増加し、1000万元以上の資産を持つ富豪は121万人に達すると予測していることを伝えた。
また、富豪の数が増える背景には国内総生産(GDP)の増加と不動産価格の上昇があるとしたほか、富豪の居住地域としては北京市が最多となり、広東省、上海市、浙江省が続いたことを伝えた。また、中国の富豪が資産を築いた方法としては株式投資、不動産投資、起業のほか、高い専門能力に対する報酬の4種類に大別できると紹介した。
続けて記事は、中国で1000万元以上の資産を持つ富豪の平均年齢は38歳、1億元以上の資産を持つ富豪の平均年齢は39歳だったとし、男女比率は6:4、毎月の平均出張日数は8日間で、法定休日を除いて年間の休日数は1000万元以上の富豪は7.5日、1億元以上の富豪は11日間だったと伝えた。
そのほか、莫大な資産を築いた中国人富豪らがもっとも手に入れたいと願っている対象は「健康」であるとし、3割以上の富豪が不眠症に苦しんでいるほか、頭痛やめまい、倦怠感を訴える富豪も3割を超えていたと報じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
中国の民間調査機関・胡潤研究院が11日に発表した中国の富豪を対象に実施した調査報告書によれば、中国(香港、マカオ、台湾を除く)で1000万元(1億7459万円)以上の資産を持つ富豪の人数は109万人に達し、12年の調査に比べて4万人増加した。広州日報が12日付で報じた。(イメージ写真提供:123RF)
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2014-09-15 16:15