韓国経済は 「事実上すでにデフレに陥っている」と大学教授=韓国

中国メディアの環球網は12日、韓国の中央日報を引用し、韓国国内でこのほど30名の専門家を対象に韓国経済に関する緊急アンケートが行われたことを伝え、専門家の60%が「韓国はデフレに陥る可能性がある」と回答したと報じた。
記事は韓国の延世大学の成太胤教授の発言として、「韓国の消費者物価指数の上昇幅は22カ月連続で2%以下にとどまっており、韓国の中央銀行である韓国銀行が上昇幅の中期目標値として掲げた2.5%-3.5%の最低水準にすら達していない」とし、事実上はすでにデフレに陥っていると言えると論じた。
さらに韓国德勤諮詢公司の金景俊氏が「サービス産業の“規制改革”や労働市場の“構造改革”がうまくいかなかった場合、韓国は成長のけん引力を失い、衰退は現実のものになる」と主張したことを伝えた。
また、韓国経済が回復に向かう時期について、緊急アンケートでは12名が2015年と回答する一方、同じく12名が「予測が難しい」などとして回答を保留したことを紹介。韓国が「失われた20年」を迎えた日本の二の舞になるかどうかについて、16名の専門家が「可能性はある」と回答した。
また、「日本は生産年齢人口の減少とともにデフレに陥ったが、米国ではベビーブーム世代が相次いで退職した2000年代中期以降もデフレに陥っていない」とし、適時に適切な政策を実行すればデフレを回避することは可能との発言があったと伝えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
中国メディアの環球網は12日、韓国の中央日報を引用し、韓国国内でこのほど30名の専門家を対象に韓国経済に関する緊急アンケートが行われたことを伝え、専門家の60%が「韓国はデフレに陥る可能性がある」と回答したと報じた。(イメージ写真提供:123RF)
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2014-09-15 16:15