日工営が反落、英企業の買収取り下げが売り要因に
日本工営 <1954> が反落。朝方は前週末の終値付近でもみ合う場面もあったものの、その後はジリ安に推移。午後0時54分には18円安(4.0%安)の452円まで売られている。
同社は12日に、買収交渉に入っていた英ハイダーコンサルティング社について、「現在の価格での買収は厳しい」として、提案を取り下げると発表。海外戦略が見直しとなったことで、失望売りが株価を押し下げた。
日工営は8月8日にハイダー社に対する友好的買収について開示し、当時はハイダー社の取締役も全会一致で買収に賛同していた。しかしその後、オランダ企業が2度にわたりハイダー社への買収額を引き上げ、日工営に対抗する形での買収を提案しており、日工営はさらに買収金額を上乗せするか、買収を断念するかの判断が迫られていた。(編集担当:片岡利文)
日本工営が反落。朝方は前週末の終値付近でもみ合う場面もあったものの、その後はジリ安に推移。
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2014-09-16 13:45