【株式市場】米FOMCに不透明感あり日経平均は小反落だが材料株は活況
◆日経平均の終値は1万5911円53銭(36円76銭安)、TOPIXは1310.86ポイント(2.86ポイント安)、出来高概算(東証1部)は18億6623万株
16日後場の東京株式市場は、米国の利上げ時期を巡り、米国時間17日とされるFOMC(米連邦公開市場委員会)の結果発表を控えて様子見気分があり、日経平均は14時頃の1万5938円31銭(9円98銭安)を上値に一進一退となった。
トヨタ自動車 <7203> は小高いがブリヂストン <5108> は軟調など、北米景気敏感株は足並みがそろわなかった。
ただ、材料株は活況で、理化学研究所と先端医療振興財団(神戸市)によるiPS細胞製網膜の手術が世界で初めて成功とのニュースを受けて新日本科学 <2395> や総医研ホールディングス <2385> (東マ)、構造計画研究所 <4748> (JQS)がストップ高となり、enish <3667> は新作ゲームの事前登録者数6万人突破との発表が好感されてストップ高。オービス <7827> (JQS)は業績予想の増額を契機に2日連続ストップ高、日本電計 <9908> (JQS)は米アップル社の新スマホ「iPhone6」の初日の予約が全世界で400万台を超えたとされてスマホ部品用計測機器が材料視されストップ高となった。
東証1部の出来高概算は18億6623万株(前引けは9億5737万株)、売買代金は2兆317億円(同1兆218億円)。1部上場1828銘柄のうち、値上がり銘柄数は878(同827)銘柄、値下がり銘柄数は802(同852)銘柄。
また、東証33業種別指数は10業種(同7業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、情報・通信、空運、精密機器、卸売り、水産・農林、小売り、サービス、倉庫・運輸、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
日経平均の終値は1万5911円53銭(36円76銭安)、TOPIXは1310.86ポイント(2.86ポイント安)、出来高概算(東証1部)は18億6623万株。
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2014-09-16 16:00