韓国で水産物輸入量が激増 「このままでは国内水産業に危機の可能性」と研究家=韓国

 中国メディア・中国新聞網は16日、韓国の水産物輸入量が激増しており、国内水産業が厳しい状況に直面する可能性があるとする韓国メディア・聯合ニュースの報道を伝えた。  記事は、韓国海洋水産開発院が16日に発表したデータで、韓国国内で流通する水産物に占める国産物の割合が1997年の66.7%から2012年には55.7%まで低下したことが明らかになったと紹介。  また、海藻類をはじめとする養殖水産物が国産水産物に占める割合が大きくなっており、「動物性タンパク質供給の対外依存度が著しく上昇していることを意味する」とした。  そして、同院の研究家が「97年に水産物市場を全面的に開放して以降、水産物の供給は規模、品質ともに大きく向上した。しかし、対外依存度も日増しに高まっており、この状況が続けば、韓国の水産業は深刻な状況に直面する可能性がある」と解説したことを伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)Sean Pavone/123RF.COM)
中国メディア・中国新聞網は16日、韓国の水産物輸入量が激増しており、国内水産業が厳しい状況に直面する可能性があるとする韓国メディア・聯合ニュースの報道を伝えた。(イメージ写真提供:(C)Sean Pavone/123RF.COM)
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2014-09-16 17:45