日経平均寄り付きは36円高、パイオニアが買い気配スタート

 17日の日経平均株価は、36円62銭高の1万5948円15銭で寄り付いた。  前日NYダウが100ドル高と続伸となり、日本株にも好感された。早期利上げ懸念が後退したとの見方が買い要因となり、NYダウは過去最高値に接近している。外国為替市場では、ドルが107円台前半でのもみ合いが続いている。  個別株では、AV機器事業の分離方針を発表したパイオニア <6773> が買い気配。中間期業績予想を上方修正したホリイフードサービス <3077> や、自社株消却を発表したリズム時計工業 <7769> 、9月中間期が最高益更新と観測されたコムチュア <3844> も買い気配でスタートしている。  また、外食好調で8月中間期が最高益更新となったアークランドサカモト <9842> や、1株利益の大幅増見通しが報じられたポーラ・オルビスホールディングス <4927> は大幅高となっており、主力商品の値上げが報じられたスターバックス コーヒー ジャパン <2712> も高い。  一方、海外の採算悪化などで9月中間期予想が利益減額となったエフ・シー・シー <7296> が売り気配。バンナムHD傘下企業と業務提携を発表したアミューズ <4301> や、今8月中間期営業益を赤字予想に修正したパレモ <2778> などが大きく売られている。(編集担当:片岡利文)
17日の日経平均株価は、36円62銭高の1万5948円15銭で寄り付いた。
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2014-09-17 08:45