自動車の「海外売上高比率」 世界3位になった現代と起亜=韓国

中国メディアの環球網は15日、韓国の聯合ニュースを引用し、自動車産業の調査研究会社「FOURIN」のデータとして、韓国の自動車メーカーである現代自動車および現代傘下の起亜自動車の売上高に占める海外の割合である海外売上高比率は84.8%に達し、世界3位になったと伝えた。
記事は2013年における世界78カ国で販売された現代自動車と起亜自動車の自動車台数が722万5000台に達し、うち韓国での販売台数は109万8900台だったと紹介。世界の自動車メーカーのうち、海外売上高比率がもっとも高かったのはフォルクスワーゲンの86.8%で、続いて日産が85.2%、現代自動車・起亜自動車は84.8%で第3位だったと紹介した。
続けて、海外売上高比率において、BMW、ルノー、ホンダ、ベンツの4社も80%を超えていたとする一方、トヨタは76.7%、GMは70.6%と相対的に低かったと指摘。さらにフォードは57.7%、クライスラーは21.3%だったと伝えた。
また、現代自動車と起亜自動車の11年における海外売上高比率は82.1%で、12年は83.8%と年々上昇していることをについて、記事は「現代自動車と起亜自動車は海外に工場を建設することで海外市場の開拓を推進している」と指摘する一方、韓国国内の市場シェアも70%を超えていると論じた。
さらに現代自動車と起亜自動車の関係者の発言として、「自動車メーカーは一般的に、自国内の業績を基礎に海外市場の開拓を進めるものだが、海外売上高比率を短期で80%以上に高めることは容易なことではない」と論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)bizoon/123RF.COM)
中国メディアの環球網は15日、韓国の聯合ニュースを引用し、自動車産業専門調査会社FOURINのデータとして、韓国の自動車メーカーである現代自動車および現代傘下の起亜自動車の売上高に占める海外の割合である海外売上高比率は84.8%に達し、世界3位になったと伝えた。(イメージ写真提供:(C)bizoon/123RF.COM)
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2014-09-17 09:15