【今日のドル円】FOMCイベント次第、前回よりタカ派的な修正を期待する向き

 本日は米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明および米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長の会見が予定されている。今回のFOMCについては、(1)資産購入終了後から利上げまでの期間について、これまでの「相当な期間」という文言を削除(もしくは、修正)されるかどうか(2)労働市場の余剰能力についての懸念を和らげる文言にするかどうか(3)経済金利見通しにおいて、金利見通しを上方修正するかどうか、の3点がポイントとなる。  すでにこの3点についての変更期待からこれまでドル高が進んできた。昨日、WSJのヒルゼンラス記者(FEDウォッチャー)が昨日「『相当な期間』という文言は残る」との見解を示し、ややタカ派的な声明修正に対する期待は低減した可能性があるものの、このイベントそのものの「前回よりタカ派的な修正」を期待する向きは大きいと見る。  そうした市場の期待を裏切る程度の修正ないし、ほとんど前回から変更がなかった場合、失望感からドルは大きく売られる可能性がある。一方、タカ派的な変更が目立てば、発表直後はドル高に振れよう。ただ、ドル高に持続性があるかどうかは、内容次第と言えるだろう。かなり強気なコメントが目立てば、107円台後半への上伸もあり得る。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
本日は米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明および米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長の会見が予定されている。今回のFOMCについては、(1)資産購入終了後から利上げまでの期間について、これまでの「相当な期間」という文言を削除(もしくは、修正)されるかどうか(2)労働市場の余剰能力についての懸念を和らげる文言にするかどうか(3)経済金利見通しにおいて、金利見通しを上方修正するかどうか、の3点がポイントとなる。
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2014-09-17 09:45