ソーバルは業績好調に注目、第2四半期決算の発表が接近

  組み込みソフトの開発、技術者派遣が主力のソーバル <2186> (JQS)は、業績好調で割安感があり、9月30日に予定される今2月期第2四半期決算の発表に対する期待が高まることから注目したい。   同社は、エンジニアリング事業(ソフトウエア・ハードウエアの設計開発、第三者検証、マニュアル制作)、その他事業(RFID製品・RFIDシステムの開発、販売)を運営している。足元の業績は、今15年2月期第1四半期売上高17億7400万円(前年同期比11.3%増)、営業利益2億0100万円(同27.6%増)、経常利益2億0200万円(同28.0%増)、純利益1億1800万円(同29.3%増)と2ケタ増収増益着地。エンジニアリング事業、その他事業ともに順調に推移。   通期業績予想は売上高67億円(前期比同1.1%増)、営業利益5億4000万円(同4.2%増)、経常利益5億4700万円(同5.9%増)、純利益3億2000万円(同5.9%増)を見込んでいる。年間配当は配当性向を30%から35%に引き上げ26円(同5円増)、株主優待も食品等ギフトからQUOカードへの変更を株主重予定し、株主への利益還元の姿勢を高めている。案件は引き続き増加傾向で、技術力アップとローテーションによる稼動最適化の推進を図っている。子会社2社との連携強化、積極的なパートナー開拓に取り組むなどしている。   株価は、7月29日につけた年初来の高値928円から9月8日安値857円まで調整を挟んで上昇。決算期越えに伴う処分売りも一巡、26週移動平均線がしっかりサポートする形で、高値奪回を視野に入れている。エンジニアリング事業に充実化として医療分野、自動車分野、航空・宇宙分野と多様化を図ることへの期待感がある。今期予想PER12倍台と割安感があるほか、配当利回り2.8%と利回り妙味もソコソコある。目先上げ一服場面も想定されるが、月足でも9カ月移動平均線がサポートしており、押し目買い優位の展開が続くと予想される。9月30日に予定される今2月期第2四半期の発表で好業績が確認されれば、昨年7月につけた上場来の高値1015円奪回を目指そう。(N)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
組み込みソフトの開発、技術者派遣が主力のソーバル<2186>(JQS)は、業績好調で割安感があり、9月30日に予定される今2月期第2四半期決算の発表に対する期待が高まることから注目したい。
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2014-09-17 11:30