韓国を訪れる外国人観光客の「カード決済額」　増える中国　減る日本＝中国メディア

　韓国政府・文化体育観光部傘下の韓国文化情報センターと新韓カードが共同で発表した報告によれば、２０１４年上半期における中国人観光客による韓国国内でのクレジットカード決済額は前年同期比４．７％増の２兆５５００億ウォン（約２６００億円）に達した。中国メディアの新華社が１６日付で報じた。 　報道によれば、韓国では中国人観光客によるクレジットカード決済額が増加の一途を辿っており、１４年上半期には外国人観光客による決済額全体の半分以上を占めるまでになった。 　記事は、韓国文化情報センターの発表として、中国人観光客のクレジットカード決済額は前年同期比４．７％増の２兆５５００億ウォンで外国人観光客による決済額全体の５２．８％を占めたと伝えたほか、２位の日本人観光客と３位の米国人観光客の決済額を足した金額より２倍以上であったと紹介した。 　さらに外国人観光客は韓国で主にショッピングや宿泊、食事においてカード決済をしていると紹介したほか、医療観光でのカード決済も急増していると紹介。また、１２年まで１位だった日本人観光客による決済額は大幅に減少したとし、中国人観光客が日本人観光客の地位に取って代わったとの見方を示した。（編集担当：村山健二）（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）