富士紡HDにいちよしが「A」で新規レーティング
富士紡ホールディングス <3104> に対して、いちよし経済研究所が16日付リポートで新規にレーティング。材料視されている。
同リポートによる今15年3月期の富士紡HDの営業利益予想は、430億円。会社計画の350億円(前期比17.4%増)を大幅に上抜くと見通している。
収益の柱である研磨剤事業はハイテク工業品向けなど幅広い分野に使われており、高付加価値であると指摘。現在は再拡大期に入っているほか、中期的にも収益拡大をけん引すると見ている。
とくに、CMP用途での拡大が期待されるとコメントしており、今後もロジック半導体の高集積化の進展により、「ビジネスチャンスが広がる」と同リポートでは想定している。
また、研磨剤事業以外の繊維事業や化学工業品事業の収益も安定していることから、同研究所ではレーティングを新規で最上位の「A」を付与、フェアバリューは400円とした。
富士紡HDの17日の株価は、朝方に27円高の327円まで買われている。(編集担当:片岡利文)
富士紡ホールディングスに対して、いちよし経済研究所が16日付リポートで新規にレーティング。材料視されている。
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2014-09-17 13:15