日経平均は147円高スタート、米株高や円安で1万6000円台

 18日の日経平均株価は前日比147円80銭高の1万6036円47銭で寄り付き、取引時間中としては1月9日以来の1万6000円台回復となった。米国株高や円安進行を背景に買いが先行した。  FOMC(米連邦公開市場委員会)の結果を受けて早期利上げに対する懸念が後退して米国株が買われた一方、FRB(米連邦準備制度理事会)が金融政策の正常化に向けた基本方針を公表したことがドル買いの材料になった。  業種別では、富士重工業 <7270> など自動車株、ルネサスエレクトロニクス <6723> などハイテク株、テルモ <4543> など精密機器株、クボタ <6326> など機械株が買われ、三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> など銀行株、三井不動産 <8801> など不動産株なども上昇した。  半面、個別で、15年3月期業績予想を下方修正したソニー <6758> は売り気配スタート。足元で堅調だったenish <3667> や前日に急伸したユビキタス <3858> 、ソフトバンク・テクノロジー <4726> などは利益確定売りが先行した。(編集担当:宮川子平)
18日の日経平均株価は前日比147円80銭高の1万6036円47銭で寄り付き、取引時間中としては1月9日以来の1万6000円台回復となった。
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2014-09-18 09:15