日経平均は178円高と反発、終値で1万6000円台回復

 18日の日経平均株価は前日比178円90銭高の1万6067円57銭と3営業日ぶりに反発し、終値ベースで1万6000円台を回復。1月8日の年初来高値(1万6121円45銭)以来の水準を付けた。  米国株高や円安進行を背景に日経平均は急伸。15年3月期業績予想を下方修正したソニー <6758> は急落したものの指数への影響は限定的で、後場に先物へのまとまった買いが観測されると日経平均は上げ幅を200円超に拡大する場面があった。  個別では、豪石炭鉱山運営会社から提訴されていた控訴審で勝訴した住石ホールディングス <1514> が大幅高。「モンスターストライク」を北米などで展開する計画を明らかにしたミクシィ <2121> も急上昇した。防虫樹脂の網戸向け供給量引き上げが報じられたニックス <4243> はストップ高。株主優待制度の進呈基準を引き下げたヤマウラ <1780> も一時ストップ高を付けた。15年2月期業績予想を上方修正したライフコーポレーション <8194> も高い。  半面、ソニーは日経平均採用銘柄のなかで値下がり率トップ。国内証券による投資判断の引き下げが観測されたマースエンジニアリング <6419> も売りが優勢となった。前日に急伸したenish <3667> 、アークランドサカモト <9842> なども軟調に推移した。(編集担当:宮川子平)
18日の日経平均株価は前日比178円90銭高の1万6067円57銭と3営業日ぶりに反発し、終値ベースで1万6000円台を回復。
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2014-09-18 15:00