【株式市場】円安好感しJPX400指数など年初来高値に進み新規上場株は後場波乱

◆日経平均の終値は1万6067円57銭(178円90銭高)、TOPIXは1317.91ポイント(12.95ポイント高)、出来高概算(東証1部)は22億5644万株   18日後場の東京株式市場は、対ユーロでも円安が進んだため、欧州で鉄道事業を展開する日立製作所 <6501> が一段ジリ高となり、ファナック <6954> も上値を追うなど、主力株が引き続き好調となった。日経平均は上げ幅200円を超えて一段上値を追い、13時頃に217円44銭高の1万6106円11銭まで上げ、今年1月8日以来の高値に進んだ。TOPIX、JPX日経400指数は年初来高値を更新。   トヨタ自動車 <7203> が遂に年初来の高値を更新するなど、円安メリットの大きい銘柄が軒並み高となり、三菱商事 <8058> も高値を更新。NTTドコモ <9437> が米アップル社の新スマートフォン「iPhone6」への期待などから高値を更新するなど、内需系の主力株も指数に寄与した。海外展開の活発なユニ・チャーム <8113> なども高値に進んだ。アオイ電子 <6832> (東2)がスマートフォン向け好調と連日高値に進み、ミクシィ <2121> (東マ)は昼に「モンスト」海外展開を発表し動意を強めた。朝方は急落のソニー <6758> もかなり回復した。   本日新規上場のリアルワールド <3691> (東マ)はクラウドを活用して在宅の仕事を紹介・発注するクラウドソーシングサービスや、成果報酬型広告の利用に応じたポイント付与サービスなどを運営し、11時26分に公開価格2530円を78%上回る4505円で初値をつけ、その後4565円まで上昇。後場はPERの高さなどが言われて値を消し、安値引けの3805円で引けた。   また、上場2日目のロックオン <3690> (東マ)は初日に買い気配のまま値がつかず、本日11時9分に公開価格公開価格1300円の3.8倍の5000円で売買が成立し初値を形成。その後5110円まで上げ、後場は売買交錯となって終値は4790円だった。アドテクノロジーと呼ばれる先端的なネット広告支援などを展開。   東証1部の出来高概算は22億5644万株(前引けは11億2098万株)、売買代金は前場から1兆円台に乗り2兆3822億円(同1兆1499億円)。1部上場1828銘柄のうち、値上がり銘柄数は1290(同1257)銘柄、値下がり銘柄数は423(同439)銘柄。   また、東証33業種別指数は31業種(前引けは32業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、機械、輸送用機器、保険、その他製品、精密機器、銀行、ガラス・土石、鉱業、ゴム製品、電力・ガス、不動産、小売り、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
日経平均の終値は1万6067円57銭(178円90銭高)、TOPIXは1317.91ポイント(12.95ポイント高)、出来高概算(東証1部)は22億5644万株。
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2014-09-18 15:45