東芝が9月中間期配当を開示、PC事業のリストラ策も発表
東芝 <6502> が未定としていた9月中間期の配当予想を開示した。
連結配当性向30%程度の目標を勘案し、中間期の配当予想は前期と同水準の4円とした。期末配当予想は未定を継続している(前期は4円)。
また、同社はPC事業の安定的黒字化に向けた施策についても発表。BtoB分野への構想転換を一層加速し、BtoC分野は撤退も含めた大幅な縮小を行う。PC事業に係る従業員数の約20%強となる約900名について、今15年3月期中に削減し、前期比で200億円の固定費削減を図るとした。
この施策により、今期業績の従来予想に対して営業損益450億円、最終損益360億円の減額を見込むとしたが、電力・社会インフラ部門、電子デバイス部門が当初の計画を上回る見通しとしたため、全体の業績予想は従来計画を据え置いた。
東芝の18日の終値は、4円高の494.5円。(編集担当:片岡利文)
東芝が未定としていた9月中間期の配当予想を開示した。
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2014-09-18 22:00