上値余地が大きそうな最高益更新銘柄は＝金山敏之

　３月期決算企業の第１四半期決算を踏まえて投資のヒントでは、この３月期に最高益更新が期待される銘柄を幾つかの切り口で取り上げてきました。こうしたなか昨日の投資のヒントでは、営業利益のコンセンサス予想が会社予想を５％以上上回り、レーティングの強気（強気とやや強気の合計）が８割以上と、「業績に上振れ期待があり、強気の評価が多い最高益更新銘柄」を取り上げました。　　　 　そして今回は最高益更新銘柄で上値余地の大きそうな銘柄を探してみました。具体的には最高益更新が予想され、目標株価コンセンサスが足元の株価を１割以上上回る銘柄をピックアップしてみました。そのなかには目標株価が足元の株価を２割以上上回るものの多くみられ、スタートトゥデイ <3092> やシップヘルスケアホールディングス <3360> では目標株価が足元の株価を３割近く上回る格好となっています。（執筆者：金山敏之　マネックス証券シニア・マーケットアナリスト　編集担当：サーチナ・メディア事業部）