日経平均は110円高でスタート、取引時間中の年初来高値を一気に更新
19日の日経平均株価は、110円37銭高の1万6177円94銭で寄り付いた。
前日NYダウは109ドル高と連日で過去最高値を更新。外国為替市場でドルが108円台半ばで推移していることも好感され、日本株も寄り付きから買いが優勢となり、日経平均は取引時間中の年初来高値(1月6日に付けた1万6164円)を一気に上抜いた。
個別株では、今8月期の営業利益が50%増と観測されたエヌ・ピー・シー <6255> が買い気配でスタート。
6―8月期の税引き益が41%増となったクスリのアオキ <3398> や、iPhone対応のタッチ式クレジット払いサービスが話題のGMOペイメントゲートウェイ <3769> 、EP4拮抗薬のがんに関する用途特許が米国で特許査定を受けたラクオリア創薬 <4579> も買い気配となり、8月中間期の営業利益が5%増と見通されたハイデイ日高 <7611> は急伸している。
一方、9月中間期予想で営業赤字が想定よりも拡大した京三製作所 <6742> は売り気配となり、中期経営計画を策定したカナモト <9678> は売りが先行している。(編集担当:片岡利文)
19日の日経平均株価は、110円37銭高の1万6177円94銭で寄り付いた。
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2014-09-19 09:00