東芝が年初来高値に顔合わせ、PC事業のリストラ策を発表
東芝 <6502> が続伸、午前9時5分に10.5円高の505円まで買われ、1月21日に付けた年初来高値に顔合わせした。
同社は19日引け後、未定としていた9月中間期の配当予想を開示。連結配当性向30%程度の目標を勘案し、中間期の配当予想は前期と同水準の4円とした。
期末配当予想は未定を継続している(前期は4円)。
また、PC事業の安定的黒字化に向けた施策についても発表。BtoB分野への構想転換を一層加速し、BtoC分野は撤退も含めた大幅な縮小を行う。PC事業に係る従業員数の約20%強となる約900名について、今15年3月期中に削減し、前期比で200億円の固定費削減を図るとした。
この施策により、今期業績の従来予想に対して営業損益450億円、最終損益360億円の減額を見込むとしたが、電力・社会インフラ部門、電子デバイス部門が当初の計画を上回る見通しとしたため、全体の業績予想は従来計画を据え置いている。(編集担当:片岡利文)
東芝が続伸、午前9時5分に10.5円高の505円まで買われ、1月21日に付けた年初来高値に顔合わせした。
japan,company
2014-09-19 09:15