篠崎屋は業態転換が進む、つれて業績も好調路線に乗る

  篠崎屋 <2926> (東マ)は業態転換の動きが急ピッチで進んでいる。小売事業である直営店舗では前事業年度より推し進めている「素材やから惣菜やへ」をテーマに、鮮度感の高いカテゴリーであるパック惣菜、米飯、和菓子を強化することにより売上げ増を目指している。   このため、商品開発についても高い鮮度感が求められるカテゴリーのアイテム強化を目的に新商品を企画・開発し、顧客のニーズに対応した。その結果、パック惣菜、米飯、和菓子などの、惣菜系の販売構成比が豆腐、揚げ物類などの素材系の販売構成比を上回る状況に変化している。   つれて業績も急上昇している。今2015年9月期第3四半期累計決算は、売上げが33億3600万円(前年同期ひ7.7%増)、営業利益2億1100万円(同50.2%増)の大幅増収益を達成した。   大豆加工食品の専門店へとブラッシュアップ進んだことにより、顧客の来店頻度が向上し、1店舗平均の顧客数は前年同期比8.1%増と伸びている。また、顧客単価の向上を目指し、見やすい・分かりやすい・買いやすい売り場づくりを全点で推し進めたことにより、1店舗当たりの既存店の売上げは増加している。   第4四半期に入っても、既存店の売り上げは7月が前年同期比6.6%増、8月が3.2%増と、好調を維持している。このため今期通期でも、売上げ8億1600万円(前期比4.9%増)、営業利益1億8600万円(同1億8600万円)の、増収益を見込んでいる。   業容改善の動きに乗り収益は好調路線に乗ってきたと思われ、来期についても明るい希望を持てそうだ。値ごろ的な手掛けやすさから個人投資家のファンも多い。8月25日の高値249円からの整理も9月11日の安値160円で底を打っている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
篠崎屋<2926>(東マ)は業態転換の動きが急ピッチで進んでいる。小売事業である直営店舗では前事業年度より推し進めている「素材やから惣菜やへ」をテーマに、鮮度感の高いカテゴリーであるパック惣菜、米飯、和菓子を強化することにより売上げ増を目指している。
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2014-09-19 10:00