京三製が４％安、９月中間期の営業赤字が想定より拡大

　京三製作所 <6742> が急続落。午前９時３２分に１５円安（４．１％安）の３５３円まで売られている。 　同社は１８日引け後、今３月期の業績予想の修正を発表し、売り要因となった。 　９月中間期予想は、売上高を２１０億円（前年同期比１３．１％増）で据え置いたものの、営業赤字は２０億円から３２億円（前年同期は３７億１５００万円の赤字）と想定よりも拡大。最終赤字も１６億円から２２億円（同２４億３６００万円の赤字）に修正している。 　信号システム事業において、海外受注案件で損失引当金を計上。また、システム製品の生産工程遅れに伴い操業度が低下したことも影響したという。 　 　通期予想については、売上高６６０億円（前期比２．９％増）は据え置きとなり、営業利益は３２億円から２６億円（同６２．２％増）に、純利益は１６億円から１４億円（同５０．４％増）に引き下げている。（編集担当：片岡利文）