中国資本の病院 済州島への設置申請 韓国政府が却下=韓国華字メディア

 韓国メディア・朝鮮日報の中国語版は15日、韓国政府・保健福利部が済州島への中国資本による病院建設申請を却下することを決定したと報じた。  記事は、韓国政府関係者が「保険福利部内における審議の結果、国内初の外資営利病院として中国資本の善爾病院の設立は不適切との結論に達した」とコメントしたことを紹介。これにより、同病院が今後一定期間内に韓国国内で病院を開業することは難しくなったとした。保険福利部は今月中に正式に決定を発表するという。  善爾病院は中国の天津華業グループが北京で運営している病院。昨年2月に韓国政府に対して済州での病院設置を申請していた。幹細胞のアンチエイジング治療と美容整形を主な事業内容とし、48床の規模を持つ病院が建設される予定だった。  しかし、保険福利部は幹細胞療法の安全性や救急診療体制の不備を理由に認可決定を遅らせた。韓国政府は9月中に計画の認可についての決定を下すことを発表、病院設置その適切性について議論が起きていた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
韓国メディア・朝鮮日報の中国語版は15日、韓国政府・保健福利部が済州島への中国資本による病院建設申請を却下することを決定したと報じた。(イメージ写真提供:123RF)
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2014-09-19 13:30