日経平均は大幅続伸、出遅れ銘柄の底上げへ=長島和弘

■今日の動きから  9月19日の東京株式市場、日経平均株価は253円60銭高の1万6321円17銭と大幅続伸し、1月8日につけた年初来の高値1万6177円94銭を更新しました。日経225採用で値上り銘柄数は186、値下り銘柄数は31、変わらずは8。東証1部上場値上り1328銘柄、値下り383銘柄、変わらず119。全33業種中鉱業と空運業を除く31業種が値上り。TOPIXも続伸。マザーズは4営業日続伸。東証REITは反発しました。  米国株続伸に円安続落を好感、スコットランドの独立反対優勢と伝わったことで買い安心感が広がり、日経225採用銘柄では、日経寄与度の高いファーストリテ <9983> を筆頭に、ファナック <6954> 、SUMCO <3436> 、信越化 <4063> などが上昇。トヨタ <7203> をはじめ自動車株が続伸しました。  主力の輸出関連中心に上昇基調を強めており、多少円高に振れたとしても出遅れ感のある銘柄などの底上げは期待されそうだ。(執筆者:長島和弘)
主力の輸出関連中心に上昇基調を強めており、多少円高に振れたとしても出遅れ感のある銘柄などの底上げは期待されそうだ。
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2014-09-19 15:45