【株式市場】円安関連株やスマホ関連株が活況で日経平均も遂に年初来高値を更新
◆日経平均の終値は1万6321円17銭(253円60銭高)、TOPIXは1331.91ポイント(14.00ポイント高)、出来高概算(東証1部)は25億8075万株
19日後場の東京株式市場は、昼頃から対ユーロでも円安基調が強まったため、日産自動車 <7201> が一段上値を追うなど、円安関連株がさらに強含む場面があった。日経平均の先物も買われ、日経平均は13時にかけて296円51銭高(1万6364円08銭)まで上昇。遂に年初来の高値を更新し、昨年の高値も上回り2007年11月以来の水準に進んだ。TOPIX、JPX日経400は2日続気手年初来の高値となった。
昨日急落したソニー <6758> が一時前日比プラス圏に浮上し、「iPhone6」の発売日とあって、ソフトバンク <9984> が日経平均との連動性も注目されて高値を更新し、高機能部品の村田製作所 <6981> も高値を更新。
トレックス・セミコンダクター <6616> (JQS)は村田製作所と取引があるとストップ高。また、昨日発表の基準地価を好感して三井不動産 <8801> などの不動産株も堅調。ワイヤレスゲート <9419> (東マ)は携帯通信大手に対するSIMロック解除の義務付けを材料に急伸し、トミタ電機 <6898> (JQS)は業績回復と自動運転システムへの関連が言われてストップ高となった。
本日、新規上場となった賃貸仲介のAMBITION(アンビション) <3300> (東マ)は11時3分に公開価格960円を62%上回る1555円で初値をつけ、後場は一時1955円まで上げて終値は1830円だった。
東証1部の出来高概算は25億8075万株(前引けは11億9823万株)、売買代金は2兆7497億円(同1兆2341億円)。1部上場1830銘柄のうち、値上がり銘柄数は1328(同1234)銘柄、値下がり銘柄数は383(同417)銘柄。
また、東証33業種別指数は31業種(前引けも31業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、機械、金属製品、保険、輸送用機器、鉄鋼、電気機器、倉庫・運輸、銀行、ゴム製品、ガラス・土石、化学、卸売り、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
日経平均の終値は1万6321円17銭(253円60銭高)、TOPIXは1331.91ポイント(14.00ポイント高)、出来高概算(東証1部)は25億8075万株。
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2014-09-19 15:45