【本日注目の通貨ペア】カナダドル/円:100円乗せも視野に
カナダ/円は本日19日の東京市場で99.70円台まで上昇して100円の大台を視界に捉えた。100.00円台に乗せられれば、昨年5月22日以来、約1年4カ月ぶりとなる。本日発表される加8月消費者物価指数が大台乗せのきっかけとなる可能性があるため注目されよう。
カナダ中銀(BOC)は、インフレの下方リスクを理由に政策金利を低水準に保つ事を表明しているが、同国の消費者物価指数(前年比)はここ4カ月連続で2%台を記録しており、カナダ中銀のインフレ目標(1-3%)の中央値を上回って推移している。今回もし、予想中央値の+2.1%を上回る事になれば、将来的な利上げへの期待が浮上する可能性があり、カナダドルの買い材料となり得る。
また、足元では世界的な株高基調がカナダ/円相場を支えている。本日は、スコットランドの独立が反対多数で否決された事を好感して欧州株は続伸すると見られ、NY株式市場までそうした流れが波及するようなら、カナダ/円の100円台回復の可能性が高まろう。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
カナダ/円は本日19日の東京市場で99.70円台まで上昇して100円の大台を視界に捉えた。100.00円台に乗せられれば、昨年5月22日以来、約1年4カ月ぶりとなる。本日発表される加8月消費者物価指数が大台乗せのきっかけとなる可能性があるため注目されよう。
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2014-09-19 18:00