NY上場のアリババ、米国人の88%が「知らない」=中国メディア

 中国メディア・新華網は20日、19日に米ニューヨーク証券取引所に上場した中国企業・アリババについて、必ずしも世界的に有名ではないことを伝える記事を掲載した。  記事はまず、ロイター社が発表した世論調査で、米国人の88%が「アリババを聞いたことがない」と回答したとの結果が出たことを紹介した。  そして、マレーシアでは「アリババと40人の盗賊」のほうが知名度が高く、ある金融企業のマネジャーですら「真っ先に物語を思い浮かべる」と感想を述べたとした。  また、「アリババもタオバオも聞いたことがない」という日本やシンガポール市民の声や、日本のSNS上などではアリババにかんする議論がほとんどない状況であると伝えた。  記事は一方で、ある程度知っている人、アリババを熟知したり、タオバオを日常的に利用したりしている人の声も併せて伝えた。最後には、シンガポールのある男子学生が「何でも買えるのか? ガールフレンドも買えるのか」と語ったことを「オチ」として紹介した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)Christopher Penler/123RF.COM)
中国メディア・新華網は20日、19日に米ニューヨーク証券取引上に上場した中国企業・アリババについて、必ずしも世界的に有名ではないことを伝える記事を掲載した。(イメージ写真提供:(C)Christopher Penler/123RF.COM)
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2014-09-21 14:00