ソフトバンクが大幅安、アリババ上場で材料出尽くし

 ソフトバンク <9984> は大幅に下落し、午前10時51分には441円安(5.04%安)の8299円を付けた。前場終値は386円安の8354円。日経平均マイナス寄与度ランキングではトップで、日経平均の前場終値131円75銭安の1万6189円42銭に対し、ソフトバンクのマイナス寄与度は約45円。  19日に中国の電子商取引会社アリババ・グループ・ホールディングがニューヨーク証券取引所に新規上場し、公募価格を上回る92.70ドルで初値を形成。時価総額は米アマゾンやトヨタ自動車 <7203> を上回った。直近でソフトバンクはアリババの筆頭株主として思惑が流入していた。8月安値から前週末19日の8760円まで3割も上昇しており、アリババ上場で目先の材料出尽くし感が広がって、きょうは利益確定売りが優勢となった。  なお、ソフトバンクは20日、アリババ上場に伴い持分法変動利益を計上する見込みと発表した。現段階では約5000億円になるという。(編集担当:宮川子平)
ソフトバンクは大幅に下落し、午前10時51分には441円安(5.04%安)の8299円を付けた。日経平均マイナス寄与度ランキングではトップ。
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2014-09-22 11:30