サムスンがOS「Tizen」搭載スマホをインドで発売か=中国メディア

韓国のサムスン電子を中心として開発が進められているオペレーションシステム(OS)「Tizen(タイゼン)」について、中国メディアの騰訊科技は21日、「サムスンは11月にもインドでタイゼン搭載のスマートフォンを発売する見通し」と伝えた。
記事は、タイゼンが搭載された初のスマートフォン「Samsung Z(サムスンZ)」はこれまでに何度もメディアで取り上げられているとする一方、いまだ消費者のもとへは届けられていないと紹介。9月にロシアで発売される予定だったものの、発表会の直前になって発売延期になったと伝えた。
続けて、サムスンがインドでタイゼン搭載のスマートフォンを発売する見通しであることから、サムスンはタイゼンのマーケティング戦略を変更したようだとし、「タイゼンのポジショニングをこれまでのハイエンド機向けではなく、低コストのローエンド機、ミドルエンド機向けのOSに変更したようだ」と指摘。
さらに、インドで発売される見通しのタイゼン搭載のスマートフォンの直接の競合機種はグーグルの格安スマートフォン「Android One」になることは間違いないとし、「サムスンはインドの巨大市場をAndroidに奪われまいとし、タイゼンをスマホ初心者向けのOSに位置づけた」と論じた。
また記事は、タイゼン搭載のスマートフォンについて詳細な情報はないとしながらも、「11月に本当に発売されるのであれば、今後は多くの情報が出てくることだろう」と期待感を示した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
韓国のサムスン電子を中心として開発が進められているオペレーションシステム(OS)「Tizen(タイゼン)」について、中国メディアの騰訊科技は21日、「サムスンは11月にもインドでタイゼン搭載のスマートフォンを発売する見通し」と伝えた。(イメージ写真提供:123RF)
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2014-09-22 14:00