伊藤園はモミ合い下値水準に接近、2ケタ増益、「タリーズコーヒー」好調で狙い場
伊藤園 <2593> の2170円台は、モミ合いの下値水準に接近し狙い場とみられる。
昨年10月9日に瞬間安値2136円があるものの、昨年9月以降はほぼ2150~2300円のモミ合いであり、足元では下値水準に近い位置にある。
去る、12月2日に今4月期の中間期決算を発表、前年同期比で10.4%増収、営業利益5.6%増益と順調だった。通期では前期比8.9%増収、営業利益13.6%増益、1株利益97.2円の見通し。配当は年38円の予定。
「伊藤園だからできる『畑』、原料茶葉、製法のこだわり」、によって『おーいお茶』では圧倒的強さを誇る。とくに、原料に対する消費者の品質意識が高まっているだけに茶畑育成に努めてきたことが武器となっている。
一方、タリーズコーヒーでも店舗数536店舗を持ち、中間期での売上は前年同期比13.9%の伸びで、同部門の営業利益では31.4%の増益である。
PERは22倍強とマーケット平均の16.6倍を上回っており、著しく割安が目立つということではない。ただ、業績の安定かつ堅調さは優秀で新指数JPX日経400に採用となっていることからも下値水準は狙えるだろう。
例年、春の訪れと共に動き始めるだけに仕込んで待つところだろう。昨年4月の2502円挑戦が見込めるだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
伊藤園<2593>(東1.売買単位100株)の2170円台は、モミ合いの下値水準に接近し狙い場とみられる。
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2014-01-09 14:15