NY市のアップルストア、カネの匂い嗅ぎつけた中国人が長蛇の列=中国メディア

 米ニューヨーク市のアップルストアでは現地時間19日午前8時、「iPhone 6 / iPhone 6 Plus」の発売が開始された。中国はiPhone 6の1次発売国から除外されたことを理由に、中国向けの転売価格がiPhone 6が2500米ドル(約27万2360円)、iPhone 6 Plusは2700米ドル(29万4150円)にまで跳ね上がっており、転売で儲けるためニューヨーク在住の多くの中国人がアップルストアで列を作った。北京青年報が21日付で報じた。  記事は、ニューヨーク5番街にあるアップルストアは「転売を目的としたバイヤーたちの商売の場になっていた」とし、発売前に列に並んだ人の「大多数」が中国人で、福建省訛りの人がほとんどだったと伝えた。  続けて、iPhone 6の転売目的でアップルストアに並んでいた中国人が「以前から新商品が発売されるたびに転売しており、2013年は3人で10万ドル(1089万円)を超える利益を出した」と語ったことを伝え、iPhone 6の転売では「13年の利益を超えると見込んでいる」と述べたと紹介した。  報道によれば、前述の中国人は栄養士として働いており、自ら列に並んで買い求めたiPhone 6だけでなく、ほかの人からもiPhone 6を買い取り、その後に買い手を探して転売しているという。さらに同中国人が「今年は中国が1時発売国から除外されたことで転売後の価格が跳ね上がっていることから一台当たり400米ドル(約4万3570円)は上乗せできる」と述べたと伝えた。  続けて記事は、ニューヨーク市には福建省から移民してきた中国人が多いことを紹介したうえで、「転売を目的としたバイヤーのほとんどが福建省出身者であり、転売で稼げると聞きつけて列に並んだようだ」と報じた。(編集担当:村山健二)(写真は「CNSPHOTO」提供、19日撮影。ニューヨークのアップルストア付近で警察が警備している様子。)
米ニューヨーク市のアップルストアでは現地時間19日午前8時、「iPhone 6 / iPhone 6 Plus」の発売が開始された。中国はiPhone 6の1次発売国から除外されたことを理由に、中国向けの転売価格がiPhone 6が2500米ドル(約27万2360円)、iPhone 6 Plusは2700米ドル(29万4150円)にまで跳ね上がっており、転売で儲けるためニューヨーク在住の多くの中国人がアップルストアで列を作った。北京青年報が21日付で報じた。(写真は「CNSPHOTO」提供、19日撮影。ニューヨークのアップルストア付近で警察が警備している様子。)
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2014-09-22 15:15