リプロセルが急落、約100億円の新株予約権で希薄化懸念

  リプロセル <4978> が急落。朝方に58円安(3.5%安)の1610円まで売られ、その後も1600円台前半でもみ合いとなっている。   同社は8日引け後、メリルリンチ日本証券を引受先とする新株予約権の発行についてリリース。株式の希薄化懸念が売りにつながっている。     行使後で600万株に相当する新株予約権となり、調達額は当初基準で約100億円。すべてが株式に転換された場合の株式希薄化率は約11.6%となる。調達資金は約40億円を海外販路の拡大や国内のM&A費用などに充てるほか、約50億円を研究開発費、設備投資費などに充てるという。   なお、権利行使価格は直前取引日の終値の90%としており、株価が下限行使価格の1162円を下回った場合には資金が調達できなくなる可能性が高まる。   リプロセルの昨年来安値は、昨年(13年)8月13日に付けた1580円。(編集担当:片岡利文)
リプロセルが急落。朝方に58円安(3.5%安)の1610円まで売られ、その後も1600円台前半でもみ合っている。
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2014-01-09 14:15