インフィニティの「中国生産モデル」誕生へ 日産が中国企業と合弁会社設立=中国メディア

中国メディア・新華網は22日、日産自動車と中国・東風汽車が中国で合弁企業を設立、同国内での高級車ブランド・インフィニティの国産モデル生産に着手したと報じた。
記事は、両社が50:50の株式比率で出資した合弁企業「東風インフィニティ汽車有限公司」が22日に正式に設立されたことを紹介。東風の関潤CEOが「インフィニティを通じて、東風が高級車分野に進出する。国産化によって、中国におけるインフィニティブランドを新たなステージへと高める」とコメントしたことを伝えた。
そのうえで、初の国産モデルとしてハイテクを駆使した高級スポーツモデルのQ50L、SUV市場をターゲットとしたQX50の2モデルが選ばれ、湖北省にある東風日産の襄陽工場で生産が行われるとした。Q50Lは今年末、QX50は来年初めに生産ラインが稼働する予定だ。
記事はまた、中国が世界で2番目に大きいインフィニティの市場であり、今年1月から8月までに前年同期比102%増となる1万8279台を販売したことを紹介。東風インフィニティの戴雷社長が「インフィニティを真の意味で中国に根付かせ、消費者に深く愛される一流の高級車ブランドにしたい」と抱負を語り、同社が2018年までに年間10万台を販売、その半数以上を中国生産モデルとする目標を立てたことを併せて伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)tktktk/123RF.COM)
中国メディア・新華網は22日、日産自動車と中国・東風汽車が中国で合弁企業を設立、同国内での高級車ブランド・インフィニティの国産モデル生産に着手したと報じた。(イメージ写真提供:(C)tktktk/123RF.COM)
china,japan,economic
2014-09-23 00:45