【株式市場】米シリア空爆など様子見要因あるが材料株は活況で新規上場株も好調

◆日経平均の前引けは1万6157円47銭(48円43銭安)、TOPIXは1324.42ポイント(6.46ポイント安)、出来高概算(東証1部)は11億6986万株   24日前場の東京株式市場は、米軍のイスラム国空爆がシリアにも拡大したことなどを受けてNYダウが2日連続100ドルを上回る下落となり、日経平均は朝方に一時111円31銭安(1万6094円59銭)まで下げたが、前引けにかけては持ち直した。この一両日の円反発が鈍化したため、ファナック <6954> やファーストリテイリング <9983> などが朝方を除いて堅調に推移し、リニア中央新幹線の試験走行本格化が伝えられ、熊谷組 <1861> などの建設株が軒並み再動意となった。また薬品株もアステラス製薬 <4503> や富士フイルムホールディングス <4901> などが個別に堅調。   業績予想を大幅に引き上げたキャリアリンク <6070> (東2)が一時ストップ高となり、サイバーコム <3852> (JQS)はスマートフォンをオフィス電話として使う新サービスを材料にストップ高。オービス <7827> (JQS)は広島地盤のプレハブハウス大手とされてストップ高。スマートフォンの無料通話アプリ「LINE」(ライン)が年内の上場準備を順延とされ、関連株のアドウェイズ <2489> (東マ)などは軟調だった。   本日新規上場となったジェネレーションパス <3195> (東マ・売買単位100株)は前場、買い気配のまま売買が成立せず、前引けは公開価格1200円の70%高になる2040円の買い気配。インテリアなどのインターネット通販サイト「リコメン堂」を運営。   東証1部の出来高概算は11億6986万株、売買代金は1兆1361億円。1部上場1831銘柄のうち、値上がり銘柄数は619銘柄、値下がり銘柄数は1041銘柄となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR) 【関連記事・情報】 ・<a href="http://kabu-ir.com/article/405176741.html">【木村隆のマーケット&銘柄観察】三越伊勢丹ホールディングスは訪日観光客の増加を取り込む</a>(2014/09/10) ・<a href="http://kabu-ir.com/article/405222128.html">【どう見るこの株】東京ガスは年初来高値を更新、第1四半期は50%増益、本格的なガス時代到来を予感させる成績、中期4ケタ相場へ</a>(2014/09/10) ・<a href="http://kabu-ir.com/article/405176114.html">【狙い場・買い場】アルコニックスはミニゴールデンクロスで買い転換、PER6倍台</a>(2014/09/10) ・<a href="http://kabu-ir.com/article/405166943.html">【木村隆のマーケット&銘柄観察】ヒト・コミュニケーションズは成果追求型支援で事業を拡大</a>(2014/09/10)
日経平均の前引けは1万6157円47銭(48円43銭安)、TOPIXは1324.42ポイント(6.46ポイント安)、出来高概算(東証1部)は11億6986万株。
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2014-09-24 12:15