日経平均は38円安で取引終了、ソフトバンクが連日で急落
24日の日経平均株価は前営業日比38円45銭安の1万6167円45銭と続落して引けた。中東情勢の緊迫化を背景にしたリスク回避の売りが優勢となった。日経平均は小幅安の水準まで下げ渋る場面もみられたが、指数寄与度の大きいソフトバンク <9984> が連日で急落したことが重しになって日経平均の上値は重かった。大引けの時点でソフトバンク <9984> の日経平均マイナス寄与度は約34円。
個別では、LINE(東京都渋谷区)の年内上場見送りを受けて、関連銘柄の一角でもあるアドウェイズ <2489> 、ネットイヤーグループ <3622> 、エイチーム <3662> などが急落。15年2月期業績予想を下方修正したあさひ <3333> は年初来安値を更新した。日経平均採用銘柄では、ソフトバンクのほかに、大日本スクリーン製造 <7735> 、コニカミノルタ <4902> 、横浜ゴム <5101> などの下げがきつかった。
半面、中国の旅行予約サイトとのシステム提携を発表した比較.com <2477> 、3Dプリンターの印刷材料を販売と報じられたアイ・オー・データ機器 <6916> などがストップ高を演じた。スターバックス コーヒー ジャパン <2712> はTOB価格にサヤ寄せ。イオン <8267> による完全子会社化報道でダイエー <8263> も急伸した。(編集担当:宮川子平)
24日の日経平均株価は前営業日比38円45銭安の1万6167円45銭と続落して引けた。
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2014-09-24 15:00