【株式市場】米住宅着工の発表控え様子見だが好業績株は活況で新規上場株は後場波乱

◆日経平均の終値は1万6167円45銭(38円45銭安)、TOPIXは1326.18ポイント(4.70ポイント安)、出来高概算(東証1部)は21億6405万株   24日後場の東京株式市場は、米国の住宅着工戸数の発表を控え、利上げ時期が早まる可能性を左右しかねないとされて様子見気分があり、トヨタ自動車 <7203> などが後場も軟調に推移し、日経平均は55円安の1万6150円前後でもみ合った。ただ、富士フイルムホールディングス <4901> やファナック <6954> などは個別に強く、日経平均は朝方の一時111円31銭安(1万6094円59銭)からは底堅い。   リニア中央新幹線の試験走行本格化が伝えられ、熊谷組 <1861> などの建設株が軒並み堅調になり、動物ペット保険のアニコムホールディングス <8715> は業績拡大期待が言われて高値を更新し、業績予想を大幅に引き上げたキャリアリンク <6070> (東2)は一時ストップ高。比較.com <2477> (東マ)は中国最大の旅行予約サイトとの提携が言われて一時ストップ高の急伸となり、オービス <7827> (JQS)は業績予想の増額を好感した中旬からの急伸相場が再燃とされてストップ高の高値更新となった。   本日新規上場となったジェネレーションパス <3195> (東マ)は前場、買い気配のまま売買が成立せず、後場は13時53分に公開価格1200円の2.2になる2630円で売買が成立し初値を形成。その後2749円まで上昇。ただ、全体相場を取り巻く環境に不透明感があるためか、終値は本日の下限値の2130円となり波乱。インテリアなどのインターネット通販サイト「リコメン堂」を運営する。   東証1部の出来高概算は21億6405万株(前引けは11億6986万株)、売買代金は2兆2230億円(同1兆1361億円)。1部上場1831銘柄のうち、値上がり銘柄数は741(同619)銘柄、値下がり銘柄数は936(同1041)銘柄。   また、東証33業種別指数は10業種(前引けは6業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、建設、金属製品、倉庫・運輸、陸運、繊維製品、医薬品、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
日経平均の終値は1万6167円45銭(38円45銭安)、TOPIXは1326.18ポイント(4.70ポイント安)、出来高概算(東証1部)は21億6405万株。
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2014-09-24 16:00