ヒビノが業績予想を上方修正、減益幅が縮小

　ヒビノ <2469> は２４日引け後、業績予想の上方修正を発表した。 　１４年９月中間期の売上高を８５億円から８５億５０００万円（前年同期比３．４％増）、営業利益を５億円から７億１０００万円（同８．５％減）に引き上げた。コンサート・イベント関連市場の活況が続いていることから計画を上回って推移。また、電波法改正で新周波数帯域への移行に伴い、ワイヤレスマイクロホンなど特定ラジオマイクの買い替え需要が発生したことも追い風になった。 　１５年３月期（通期）業績予想は、売上高を１８５億円から１８７億円（前期比５．８％増）、営業利益を１１億４０００万円から１２億円（同７．０％減）に見直している。輸入音響機器の新商品投入時期やＬＥＤディスプレイ・システム販売案件の動向などが不確定として、修正幅を小幅にとどめた。 　２４日終値は３４円安の２２４５円。（編集担当：宮川子平）