「iPhone 6」密輸品、3日で600台以上を押収=中国メディア

19日から発売が開始された「iPhone 6」について、中国メディアの人民日報は22日、香港との境界にある深セン市の皇崗税関では、3日間で600台以上の「iPhone 6」が押収されたと報じた。
記事は、中国の法律では「隠匿・隠蔽・偽装によって物品の税関手続きを回避する行為は密輸とみなされる可能性がある」とし、場合によって物品の没収のほか、罰金や刑事責任を問われるケースもあると紹介。
続けて、iPhone 6が発売された19日の現地時間午後3時ごろ、中国人旅行客を装って香港から中国に入境しようとした17歳の学生が6台の「iPhone 6」を持ち込もうとしていたと報じた。同学生は大きな茶箱を持っていたが、茶箱のX線検査を回避しようとしたため発覚したという。
また、21日午前には中国に入境しようとした自動車の車内から6台の「iPhone 6」を押収したと紹介。また21日午後9時にはコーヒーや歯磨き粉の箱で偽装した8台の「iPhone 6」を押収したと伝えた。
さらに記事は19日から21日までの3日間で、皇崗税関では「iPhone 6 / iPhone 6plus」を600台以上も押収したと紹介したうえで、密輸しようとした当事者の大半が転売目的だったことを認めたと伝えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C) adrianhancu /123RF.COM)
19日から発売が開始された「iPhone 6」について、中国メディアの人民日報は22日、香港との境界にある深セン市の皇崗税関では、3日間で600台以上の「iPhone 6」が押収されたと報じた。(イメージ写真提供:(C) adrianhancu /123RF.COM)
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2014-09-24 16:15