【本日注目の通貨ペア】ポンド/ドル:1.64ドル台でしっかり引けるか
23日のポンド/ドルはドル安・ポンド高が進んだ。米国市場はほとんどの通貨に対してドル高が進んでいたが、スコットランド独立回避を受けたポンド買い戻しが断続的に入っている中で、米ドルはポンドに対してのみ弱めで、ポンド/ドルは結果として20日移動平均線を突破して引けた。
ただ、1.64ドル台では引き続き頭の重い様子を見せている。19日のスコットランド住民投票の開票を受けて、一時的にポンドが大幅に上昇した際も、最終的には1.6400ドル未満の水準まで押し下げられてしまうほど、1.64ドル台はポンドの売り圧力が強い層になっている模様。
本日は英系の経済イベントは特になく、米ドル主導の展開が予想される。昨日のリスク回避ムードがやや落ち着いた感もある中、要人発言や米指標内容を受けてドル売りが強まれば、ポンド/ドルは1.64ドル台でしっかり引けることもあり得るだろう。そうなれば、目先は1.65ドルに向けてじっくり上昇していく可能性も高まりそうだ。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
23日のポンド/ドルはドル安・ポンド高が進んだ。米国市場はほとんどの通貨に対してドル高が進んでいたが、スコットランド独立回避を受けたポンド買い戻しが断続的に入っている中で、米ドルはポンドに対してのみ弱めで、ポンド/ドルは結果として20日移動平均線を突破して引けた。
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2014-09-24 18:00