ファーストリテイリングの第1四半期は2ケタ増で最高益

■海外ユニクロ事業は計画を大幅に上回る   「ユニクロ」のファーストリテイリング <9983> は9日の大引け後に第1四半期の連結決算(9~11月)を発表し、売上高は前年同期比22.3%増の3891億円、営業利益は同13.1%増の640億円となり、売上高・営業利益・経常利益とも前年同期に続いて2ケタの増加となった。純利益は同8.8%増の418億円で、第1四半期としては連続で過去最高を更新した。   発表によると、国内ユニクロ事業の売上高は2084億円(同1.8%増)、営業利益は424億円(同6.2%増)と増収増益。既存店売上高は前年同期比0.3%の減収となったものの、11月末のフランチャイズ店19店舗を除く直営店舗数が837店舗となり、前年同期末比5店舗増えたこと、スクラップ&ビルドによる店舗の大型化などが寄与した。   海外ユニクロ事業は計画を上回る大幅な増収増益となり、第1四半期の売上高は1140億円(同76.8%増)、営業利益は165億円(同97.0%増)。特に中華圏(中国・香港・台湾)、韓国、米国、欧州の業績が好調。   今期・2014年8月期の予想は、売上高に本来消去されるべき内部取引に関する訂正があり、売上高の予想のみ従来予想を0.6%減額修正して1兆3220億円(前期比15.7%増)とし、利益予想は据え置いたまま営業利益を1560億円(同17.4%増)、純利益は920億円(同1.8%増)、1株利益は902円85銭。   本日の株価終値は3万9800円(1550円安)。終値としては12月18日以来の4万円割れとなった。ただ、これまで月次動向などから予想していた業績に比べて好調との見方があり、4万円の大台前後で下げ止まる可能性がある。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
「ユニクロ」のファーストリテイリング<9983>(東1)は9日の大引け後に第1四半期の連結決算(9~11月)を発表し、売上高は前年同期比22.3%増の3891億円、営業利益は同13.1%増の640億円となり、売上高・営業利益・経常利益とも前年同期に続いて2ケタの増加となった。
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2014-01-09 17:15