キリン堂HDが急落、今2月期予想を減額、消費増税や大雨が影響

 キリン堂ホールディングス <3194> が急落。朝方に31円安(4.2%安)の705円を付けた。  同社は24日引け後に今2月期の8月中間期業績を発表。同時に通期の業績予想を下方修正したことが売り要因となった。  通期予想の売上高は、従来計画の1078億円から1049億5700万円に減額。営業利益は21億9000万円から15億8500万円に引き下げている。  第2四半期以降、消費増税前の駆け込み需要の反動や、記録的な大雨などが影響し売上が低迷。新ポイントカードの展開やヘルス&ビューティケア商品のカウンセリング販売などの施策でもカバーできなかった。下期に入り売上高は回復基調にあるが、消費者の慎重な購買姿勢は続くとの見通しから、通期予想を減額したという。  キリン堂HDの中間期業績は、売上高が512億5700万円、営業利益は4億1500万円となった。同社は8月に単独株式移転により設立されたため、前年同四半期との比較はない。(編集担当:片岡利文)
キリン堂ホールディングスが急落。朝方に31円安(4.2%安)の705円を付けた。
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2014-09-25 11:15