日経平均終値は206円高、終値ベースの年初来高値を更新
25日の日経平均株価終値は、206円69銭高の1万6374円14銭と3日ぶりに大幅反発。終値ベースの年初来高値を更新した。
前日のNYダウが154ドル高と反発。外国為替市場で円安・ドル高が進行していることも好感され、日経平均は159円高の1万6327円と大幅高で寄り付いた。
一部に利益確定売りが観測されたものの、日経平均はその後も1万6300円台で推移。上げ幅は大引けで200円を超え、高値引け。07年11月以来、6年11カ月ぶりの水準を付けた。
個別株では、外資系証券による新規カバレッジが好感されたCYBERDYNE <7779> や、肺がん治療関連での新材料が話題となったオンコリスバイオファーマ <4588> などがストップ高まで買われ、今9月期業績や期末配当予想を上方修正したアイナボホールディングス <7539> も一時ストップ高を付けた。
また、ゲームアプリの韓国配信が決定したコロプラ <3668> や、業績好調が見通されたミネベア <6479> が急伸。9月中間期予想を増額修正した日本ゼオン <4205> や、東証1部に指定変更となるCEホールディングス <4320> なども強含んでいる。
一方、イオン <8267> による完全子会社化を発表したダイエー <8263> が株式交換比率にサヤ寄せし大幅安となったほか、今2月期予想を下方修正したキリン堂ホールディングス <3194> が軟調。今2月期の下期見通しを減額修正したクリーク・アンド・リバー社 <4763> も大きく値を下げた。
業種別では、全33業種が上昇。鉱業、不動産、保険、自動車、機械、小売株が大幅な上昇をみせている。(編集担当:片岡利文)
25日の日経平均株価終値は、206円69銭高の1万6374円14銭と3日ぶりに大幅反発。年初来高値を更新した。
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2014-09-25 14:30