ニトリHD、14年8月中間期は2ケタ増収増益で計画上ブレ

 ニトリホールディングス <9843> は25日引け後、14年8月中間期の決算を発表した。売上高は前年同期比12.9%増の2108億4400万円、営業利益は同20.4%増の374億8400万円、純利益は同24.3%増の221億4400万円で着地し、期初計画(営業利益300億円など)を大きく上回った。  消費税率引き上げや円安による輸入コスト上昇に対応するため、原材料の見直しや商品の入替による原価率の低減および高付加価値商品の開発で新たな客層の獲得に注力。接触冷感機能を備えた寝具の「Nクール」シリーズは販売数量および金額ともに前年実績を大きく上回り、家具製造子会社においては、高機能商品の自社開発と積極的な拡販に努め、売上が好調に推移した。なお、店舗数は国内320店舗、海外が23店舗(第1四半期末時点で国内316店舗、海外20店舗)になった。  15年2月期業績予想は修正していない。売上高は4130億円(前期比6.6%増)、営業利益は650億円(同3.1%増)、純利益は310億円(同1.5%増)を見込んでいる。  25日終値は110円高の6340円。(編集担当:宮川子平)
ニトリホールディングス(9843)は25日引け後、14年8月中間期の決算を発表した。
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2014-09-25 21:30