サムスンが欧州の「ノートPC市場」から撤退 いずれは「事業撤退」か=英国

 中国メディアの愛微〓は24日、英のテクノロジー系メディア「PC Advisor」の報道を引用し、サムスンが欧州のノートパソコン市場から撤退することを決定し、「Ativ」シリーズと「Chromebook」シリーズの出荷を停止すると伝えた。(〓は邦の下に「巾」)  記事は、サムスンが欧州のノートパソコン市場から撤退することについて、「主要なPCメーカーの撤退はソニーに続くもの」と紹介。  さらに、サムスンが欧州のノートパソコン市場から撤退を考えていることは2014年初頭からメディアも消費者もうすうす感づいていたとし、その理由として「14年第1四半期から第3四半期にかけてサムスンはChromebook以外に、ノートパソコン事業で目立った動きを見せていなかったため」と主張した。  さらに、9月3-10日の期間にドイツ・ベルリンで開催された欧州最大の家電展示会「IFA 2014」においても、サムスンはノートパソコンの新商品を発表しなかったと指摘。ソニーがPC事業を売却した時も「業界には激震が走った」としつつ、サムスンが欧州のノートパソコン市場から撤退することも同様に衝撃的なことだとの見方を示した。  続けて、サムスンは今後、ノートパソコン事業そのものから撤退する可能性があるとし、「ソニーに続いてノートパソコン市場から撤退するメーカーになるのも時間の問題」と論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)Francis Dean/123RF.COM)
中国メディアが英PC Advisorの報道を引用し、サムスンが欧州のノートパソコン市場から撤退することを決定し、出荷を停止すると伝えた。(〓は邦の下に「巾」)(イメージ写真提供:(C)Francis Dean/123RF.COM)
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2014-09-25 16:00