もはや「一触即発」状態か 韓国の2大電機メーカー 「エスカレートする争い」=中国メディア

中国メディアの家電網は24日、韓国の検察の発表を引用し、サムスン電子が政府プロジェクトに提出した機密文書を盗み出した疑いで、LG電子の元幹部社員が捜査の対象になっていると伝え、「サムスンとLGの争いがエスカレートしている」と報じた。
記事は、9月初旬にドイツの家電量販店でLGの社員がサムスンの冷蔵庫を破壊した事案が発生、サムスンが14日に韓国の検察に調査を依頼したことを紹介。
続けて、「洗濯機をめぐるサムスンとLGの衝突に続く事案」として、今度はLG電子の元幹部社員がサムスンの機密文書を盗み出した疑いで捜査の対象になっていると伝えた。
さらにソウル中央地方検察庁の声明を引用し、サムスンとLGが2009年に高効率なエアコンを研究開発する韓国政府のプロジェクトの公募に入札を行ったことを紹介し、同プロジェクトは最終的にLGが落札したものの、入札期間中にLGの元幹部社員がサムスンの事業計画書を盗み出したと伝えた。
続けて記事は、サムスンとLGはディスプレイパネルやスマートフォン、テレビ、エアコン、冷蔵庫、洗濯機などの分野で競合関係にあることを伝え、両社間に1カ月で2件の係争が持ち上がったことについて、「韓国の2大電機メーカーの関係が一触即発の状況にあることを示す」と論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)tktktk/123RF.COM)
中国メディアの家電網は24日、韓国の検察の発表を引用し、サムスン電子が政府プロジェクトに提出した機密文書を盗み出した疑いでLG電子の元幹部社員が捜査の対象になっていると伝え、「サムスンとLGの争いがエスカレートしている」と報じた。(イメージ写真提供:(C)tktktk/123RF.COM)
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2014-09-25 16:00