近鉄百が反落、8月修正時に据え置いた純利益予想を減額

 近鉄百貨店 <8244> が反落。朝方に5円安の339円まで売られている。  同社は25日引け後、今2月期の通期と8月中間期の業績予想を修正した。中間期の売上高は1410億円(前年同期比5.3%増)の従来予想を据え置き、営業利益は12億円から15億円(同3.8倍)に増額したものの、純利益は14億円から3億円(前年同期は11億1200万円の赤字)に引き下げられた。  同社は「あべのハルカス」の売上不振により、8月25日に中間期予想を修正。売上高を従来予想の1510億円から1410億円、営業利益は27億円から12億円に引き下げていた。  今回、宣伝費など諸費用が減少したことで、営業利益は一転しての上積みとなったという。  一方、8月の業績修正の際には「考査中」としていた純利益は、税金費用などの見込み額が概ね判明したことで、減額修正されている。  通期計画は、売上高や営業利益については8月修正後の水準を据え置いたが、純利益は従来予想の41億円から14億円(前期比2.3%高)に大幅減額修正となった。(編集担当:片岡利文)
近鉄百貨店が反落。朝方に5円安の339円まで売られている。
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2014-09-26 11:00