日精工が軟調、外資系証券が投資評価を引き下げ

 日本精工 <6471> が軟調。朝方に83円安の1525円まで売られている。シティグループ証券が25日付で、同社の投資評価を引き下げたことが嫌気された。  同リポートでは、日精工の今3月期の9月中間期営業利益を425億円前後と予想。会社計画の410億円を上回ると予想しており、円安進行や旺盛な電動パワステ需要、産業機械軸受の好調などが寄与すると見通している。  また、「中間期決算の発表時に通期業績予想が上方修正される公算が大きい」と言及しており、下期業績の上積みを予想しているものの、一方で「通期計画の上方修正は株価にほぼ織り込み済み」ともコメントしており、ここからの上値余地は限定的とも指摘した。  同証券によるターゲットプライスは、1600円から1650円に引き上げ。一方、投資評価については「買い」から「中立」に格下げしている。  日精工の株価は25日に年初来高値となる1608円まで上昇としている。(編集担当:片岡利文)
日本精工が軟調。朝方に83円安の1525円まで売られている。シティグループ証券が25日付で、同社の投資評価を引き下げたことが嫌気された。
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2014-09-26 14:00