ＪＤＩは続急落、欧州系証券が投資判断を引き下げ

　ジャパンディスプレイ（ＪＤＩ） <6740> は続急落し、朝方には６３円安（１０．８０％安）の５２０円を付けている。いったん下げ渋ったものの、後場に入って再び下値を探った。クレディ・スイス証券が２５日付リポートで投資判断を「ニュートラル（中立）」から「アンダーパフォーム（弱気）」に、目標株価を８７０円から４８０円に引き下げた。 　ｉＰｈｏｎｅ６の生産遅延や中国スマートフォン（スマホ）の調整は１０―１２月に回復するとみたが、１５年３月期業績予想の下方修正リスクは高いと指摘。来期は中国スマホの低価格化やサムスンの有機ＥＬの外販強化などでパネル市況が厳しさを増す可能性があるとした。（編集担当：宮川子平）