日経下げ幅縮小GPIF発言でドル円反発109.10円前後=東京外為

 東京時間のドル/円相場は急反発。前日NY市場の流れを引き継ぎ、円買いが先行すると一時108.40円台まで弱含んだ。しかし、塩崎厚労相が「GPIF改革を先送りするつもりはない」と発言すると円売りが活発化。  一時300円近く下落していた日経平均株価が下げ幅を縮めた事も支援材料となり、109.10円前後まで急速に切り返した。塩崎厚労相は前夜に「GPIF改革の法案提出は、必ずしも秋の臨時国会にこだわらない」と発言し、円買いを誘っただけに、今朝の発言がことさら材料視された模様。  一方、豪ドル/円は弱含み。塩崎厚労相の発言などから95.80円台まで小幅に上昇する場面もあったが、豪州の主要輸出品である鉄鉱石の価格下落が続いた事や、豪州株が1%を超えて下落した事から、95.30円台まで値を下げた。  なお、本日の日経平均株価は前日比144.28円安の16229.86円で取引を終えた。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
東京時間のドル/円相場は急反発。前日NY市場の流れを引き継ぎ、円買いが先行すると一時108.40円台まで弱含んだ。しかし、塩崎厚労相が「GPIF改革を先送りするつもりはない」と発言すると円売りが活発化。
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2014-09-26 16:00