【本日注目の通貨ペア】ドル/円:調整売りと押し目買い

 ドル/円は、本日の東京市場で108.40円台まで弱含んだのち109.10円台まで急騰するなど、ここにきて荒っぽい展開が目立ち始めた。昨晩から今朝にかけては、塩崎厚労相の公的年金運用改革に絡む発言に振り回された面もあるが、目先の相場展開について強弱感が対立し始めた感もある。  中期的なドル高・円安見通しは維持しつつも、約6年ぶりの高値圏でもみ合う様子から、四半期末を目前に控えた週末に「ポジション調整のドル売り・円買い」が活発化する可能性を感じる参加者は少なくないという事だろう。  こうした中、本日の海外市場でも売買が交錯する可能性が高いが、ドルの先高感が崩れない限り、調整売りが押し目買いを凌駕する公算は小さいと考えられる。来週の米8月雇用統計に対する期待感などを鑑みれば、108円台前半は押し目買いのチャンスと言えるのかもしれない。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
ドル/円は、本日の東京市場で108.40円台まで弱含んだのち109.10円台まで急騰するなど、ここにきて荒っぽい展開が目立ち始めた。昨晩から今朝にかけては、塩崎厚労相の公的年金運用改革に絡む発言に振り回された面もあるが、目先の相場展開について強弱感が対立し始めた感もある。
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2014-09-26 18:15